April 25, 2013 at 06:03PMアドレス改ざん疑いで15歳逮捕 府警、発信元を特定 発信元が特定されにくいソフトを使って他人のアドレスなどを勝手に改ざんしたとして、京都府警サイバー犯罪対策課と下京署は25日、不正アクセス禁止法違反と私電磁的記録不正作出・同供用の疑いで、神奈川県横須賀市の無職少年(15)を逮捕した。少年は、男性4人が相次いで誤認逮捕されたパソコン遠隔操作事件で使われたとされる匿名化ソフト「Tor(トーア)」を使用していたが、府警はネット上に残されたアクセス履歴などを元に、解明が困難とされていた発信元を特定したという。 逮捕容疑は、2月20日、Torで発信元を分かりにくくした上で、他人のIDやパスワードを入力して、東京都内のインターネット関連会社のサーバーに侵入し、12回にわたってサーバー内に保存されている他人のパスワードやメールアドレスを変更した疑い。 府警によると、少年は、同社のネットサービスを利用しようとすれば、少年が改ざんしたことを示す表示に移行する設定をしていた。調べに対し「不正アクセスがかっこいいからやった。有名になりたかった」と供述しているという。 ネットセキュリティーの専門家によると、Torは、海外など複数のサーバーを経由させ通信経路を複雑にして匿名化するソフト。使用すると、発信源についてネット上の住所にあたるIPアドレスを特定するのが困難になる。 パソコン遠隔操作事件では、警視庁などの合同捜査本部の捜査は、書き込みやメールの発信元がTorの壁に阻まれて難航。捜査本部は2月、通信記録の解析ではなく、防犯カメラの映像などを元に、威力業務妨害容疑で会社員片山祐輔被告を逮捕した。 府警はサイバーパトロールで不正アクセスを発見、少年の自宅を捜索するなど捜査を進めてきた。 ■Tor(トーア) もともと米海軍の研究機関が開発した匿名化ソフト。世界中の協力者による約3千台のサーバーでネットワーク化され、基本的にランダムに選ばれた3カ所を経由して通信する仕組み。1日当たり約50万人が利用している。中東民主化運動「アラブの春」でも反政府活動をする若者たちが使ったとされる。
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